2021.04.03 Saturday

清明、そして玄鳥至

明日の4月4日は今年の清明。清明とは二十四節気のひとつで「天地がすがすがしく明るい空気に満ちる頃」という意味だそうです。家の外に出てみると、陽射しが暑く、草木は芽吹き、たくさんの蝶々が飛び回っていて、まさしく春の息吹に触れることができました。
蝶はモンシロチョウをはじめとして、スジグロシロチョウ、キチョウ、それから小柄なアゲハが同じところを飛び回り、すれ違うたびに種に関係なく絡んでいました。ちっともジッとしていないので、まともに撮れた写真は無しです。蝶はこのほかベニシジミとアオスジアゲハが飛んでいました。

トンボ - 20210403
羽化して間もなかったのでしょうか、弱々しくトンボが飛んでいました。止まったのが足元の護岸で撮りにくかった(写真は90度回転してあり右が上方です)。種類は判りませんでした。こんな時期にもうトンボがいるのですね。

ツチイナゴ - 20210403
バッタもいました。眼の下に涙のような黒い筋があるのでツチイナゴだと思います。お食事中でした。そういえば大地のハンター展で節足動物はヨコに動かす顎を持って進化したことを知りました。確かに葉っぱを立てて食べています。

ツチバチ - 20210403
タンポポにハチが止まっていました。ツチバチの仲間かなと思いましたが、種類はよく判りません。

セグロアシナガバチ - 20210403
こちらはセグロアシナガバチ。枯れた草の皮を剝がそうとしていたので、近くで巣作り中のようです。今の時期だと女王バチでしょうか。ハチはきれいなので、つい写真を撮ってしまいます。ところで、このセグロアシナガバチや先のツチイナゴは越冬組でしょうか。

ツバメ - 20210403
2羽のツバメが川岸で泥を咥えていました。ちょっと手前の草が邪魔になってうまくピントが取れていないのが残念。こちらも巣作りのようです。
今日はツバメにしろ、多くの昆虫たちにしろ、今年の初見のものばかりです。「清明」と呼ぶに相応しい散歩の日になりました。さらに、七十二候で今は「玄鳥至」。本当によくできていますね。

 

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