2021.04.25 Sunday

テレワークの散歩道 その6(ツバメの巣作り)

春が深まり、散歩道の様子も変化が大きくなっています。

ヒメウラナミジャノメ - 20210424
あちらこちらでヒメウラナミジャノメが飛び回っていました。この日に限って言えば、飛んでいる数は他種を押しのけて一番多かったように思います。

テントウムシ - 20210424
こちらはナミテントウ。星の数はいくつでしょう。

ツバメ - 20210424
遊水地にツバメが集まっていました。以前も同じような場面に出会いましたが、巣作りに必要な泥がお目当てのようです。

ツバメ - 20210424
(画像をクリックすると大きく表示されます)
一度に運べる量はご覧の通り。大変な労力だと思います。巣を見つけたら、静かに見守ってあげたいものです。

2021.04.22 Thursday

いつか出会った その2(切戸川のウミアイサ)

たった1度、いつか出会ったいきものの続きです。

ウミアイサ - 20190209
一昨年の2月。下松市の日没時間直前でした。切戸川の河原を川下に向かって歩いていると、こちらの歩調にあわせるようにして泳いでいたウミアイサです。カメラを向けるとさすがに気になるのか、身体を前後に揺らして速く泳ごうとしますが、飛んで逃げるまではしません。薄暗いうえにジッとしていないので厳しい条件でしたが、距離は近かったのでなんとか撮れました。
切戸川の冬鳥は、河口中心にヒドリガモの群れがいて、1〜2km遡ると数羽のコガモのグループが点在しているのと、ときどきハシビロガモやオシドリというのが毎年の定番です。まれにこうして初顔に出会えることもありますが、うれしいものです。

2021.04.18 Sunday

いつか出会った その1(大磯のキョウジョシギ)

散歩中に見かけたいきものをその時は何気なく撮っていますが、あとになって振り返ってみると「一度きりの出会いだった」ということがあります。
横浜市内の自宅は相模湾から15kmほど内陸に位置しています。先日、家の周りでは見ることができない海辺の鳥を期待して江ノ島近くの海岸に出掛けてはみたものの、収穫ゼロということがありました。。。

キョウジョシギ - 20180916
3年前の9月、大磯へ釣りに出かけたときに、たまたまキョウジョシギに出会いました。ちなみに大磯はアオバトの飛来地として有名です。

キョウジョシギ - 20180916
このときのキョウジョシギは数羽いました。釣りが目的だったので、携行していたのは濡れても平気な Nikon Coolpix AW130(今だとW300が後継機種のようです)、光学ズームは最大で5倍です。夕方で明るくない条件でしたが、その割には姿を捉えることができました。今となっては一度っきりの貴重な出会いでした。

2021.04.14 Wednesday

休日は少し足を延ばして その4

自宅前の小川を少し下流まで歩いてみました。家の近くはずーっと護岸されていますが、川下に行くと川辺を広場として整備した「親水広場」があります。

オランダガラシ - 20210411
オランダガラシ(クレソン)だと思います。水際を選んで生えていました。ここだと花の近くに寄って撮れます。

ムラサキサギゴケ - 20210411
こちらはムラサキサギゴケでしょうか。河原に展開して咲いていました。

ハルジオン - 20210411
周囲に比して背高く咲いていたのは、ハルジオンだと思います。モンシロチョウの食卓になっていました。

ツグミ - 20210411
親水広場を少し離れると農地が広がっています。春になり鳥が減ったように思いますが、ツグミはまだいました。

2021.04.11 Sunday

カワセミが狙う魚影

春が深まってきて散歩道の雰囲気も変わってきました。

ウグイス - 20210410
(画像をクリックすると大きく表示されます)
冬の間は「チチッ、チチッ」とか「チッ、チッ」とホオジロやアオジの地鳴きばかりが聞こえていました。いまはあちらこちらからウグイスの「法 法華経」と、ときどきキジのさえずりです。ウグイスは「谷渡り」というのでしょうか「ケッキョ、ケッキョ・・・」と、計っていませんがおそらく分単位の長い時間鳴き続けていました。

カワセミ - 20210410
(画像をクリックすると大きく表示されます)
ウグイスはだいたい茂みの中にいて、声がしても姿はなかなか見えません。その点でカワセミを見つけるのは簡単です。この時も狩りの真っ最中でした。

サカナ - 20210410
カワセミと一緒に川を覗いてみました。川魚の背中と川底が似たような色模様をしていて見分けにくいのですが、明るい日光が差し込んでいて、川底にくっきりと魚影が見えています。これなら、獲物を見逃すことはなさそうです。水深の浅いのが見て分かりますが、勢いよく飛び込んだカワセミはよくも川底に突っ込まないものです。

2021.04.10 Saturday

テレワークの散歩道 その5

いつもの近所の小川です。

コガモ - 20210410
コガモがまだいて、メス2羽が川上に向かって歩いていました。背景に写っている白い花は、オランダガラシ(クレソン)だと思います。

オオカワヂシャ - 20210410
こちらはオオカワヂシャ。オランダガラシと並んで、この小川での2大勢力ですが、どちらも外来種です。横浜市が行っている河川切り替え工事で造られた新河川なので、外来種にとっては侵入しやすい条件がそろっているのかもしれません。

ハクセキレイ - 20210410
暖かい陽射しの中でハクセキレイが水浴びをしていました。

ハクセキレイ - 20210410
水辺に限らず、畑や街中にも活動範囲を広げていて、最も身近な野鳥のひとつですが、可愛らしい姿をしています。

2021.04.04 Sunday

清明の散歩道 その2

前回の続きです。

カワセミ - 20210403
お決まりのポーズですが、この時は川面を見つめてはいません。すぐ近くで鳴いている別のカワセミの声に耳を傾けている表情です。この後、その声の方へ飛んでいきました。

アカミミガメ - 20210403
ミシシッピアカミミガメはいつも決まったところにいて、4頭住み着いているのは知っていますが、同じ場所で彼らとは違うもっと若い個体がいました。"ミドリガメ"の面影が少し残っています。繁殖している証拠ですね。

キジ - 20210403
足元ではチョウが飛び回り、ウグイスやカワセミのなどのさえずり声が時折響き渡っていました。そんな春の明るい空気に満ちた川沿いを歩いていると、羽音とともにキジの鳴き声がしました。家にいても鳴き声が聞こえることはありますが、近所で姿を見たことはありません。羽ばたく音がした方を探すと、だいぶ遠かったのですが、赤い顔だけ見えました。

2021.04.03 Saturday

清明、そして玄鳥至

明日の4月4日は今年の清明。清明とは二十四節気のひとつで「天地がすがすがしく明るい空気に満ちる頃」という意味だそうです。家の外に出てみると、陽射しが暑く、草木は芽吹き、たくさんの蝶々が飛び回っていて、まさしく春の息吹に触れることができました。
蝶はモンシロチョウをはじめとして、スジグロシロチョウ、キチョウ、それから小柄なアゲハが同じところを飛び回り、すれ違うたびに種に関係なく絡んでいました。ちっともジッとしていないので、まともに撮れた写真は無しです。蝶はこのほかベニシジミとアオスジアゲハが飛んでいました。

トンボ - 20210403
羽化して間もなかったのでしょうか、弱々しくトンボが飛んでいました。止まったのが足元の護岸で撮りにくかった(写真は90度回転してあり右が上方です)。種類は判りませんでした。こんな時期にもうトンボがいるのですね。

ツチイナゴ - 20210403
バッタもいました。眼の下に涙のような黒い筋があるのでツチイナゴだと思います。お食事中でした。そういえば大地のハンター展で節足動物はヨコに動かす顎を持って進化したことを知りました。確かに葉っぱを立てて食べています。

ツチバチ - 20210403
タンポポにハチが止まっていました。ツチバチの仲間かなと思いましたが、種類はよく判りません。

セグロアシナガバチ - 20210403
こちらはセグロアシナガバチ。枯れた草の皮を剝がそうとしていたので、近くで巣作り中のようです。今の時期だと女王バチでしょうか。ハチはきれいなので、つい写真を撮ってしまいます。ところで、このセグロアシナガバチや先のツチイナゴは越冬組でしょうか。

ツバメ - 20210403
2羽のツバメが川岸で泥を咥えていました。ちょっと手前の草が邪魔になってうまくピントが取れていないのが残念。こちらも巣作りのようです。
今日はツバメにしろ、多くの昆虫たちにしろ、今年の初見のものばかりです。「清明」と呼ぶに相応しい散歩の日になりました。さらに、七十二候で今は「玄鳥至」。本当によくできていますね。
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