2021.03.23 Tuesday
大地のハンター展
先週、上野にある国立科学博物館(かはく)に行ってきました。かはくでは常設展示のほか、特別展を1年間に通常3回開催しています。企画内容に関わらず、特別展はほぼ毎回見学していました。ところが、コロナの影響でこの1年間は開催延期が続いていて、3月から久しぶりに開催されているのが大地のハンター展です。大地のハンターというとライオンとかオオカミという名前がまず頭に浮かんできそうですが、太古の巨大なワニから小さな昆虫に至るまで様々なスケールやシーンでの個性的な"ハンター"が展示されていて見どころ満載でした。ひとつ挙げると、ヘビは「偏食ハンター」で、魚だけとか昆虫だけとかヘビだけとか、種類によって捕える獲物が決まっているそうです。
ハンターの一員として、以前ご紹介したモズの展示もありました。モズはスズメ目ですが、その昔には、リンネによって猛禽類に分類されていたそうです。確かに鋭い嘴を武器としています。実際、猛禽類の武器は爪であり、嘴の鋭さや力強さはタカ類にも勝るとのことです。
ところで「モズふたり」の回では、オスが止まっている下からメスが飛び上がってきたときの一連のやり取りをお見せしました。過去に撮った写真を見直していたら、やはり3月上旬に同じような場面がありましたので、最後にご紹介します。木のてっぺんに止まっているオスの下方からメスが忍び寄っています。この行動はどういう意味を持つのでしょう。
| ykinoe | いきもの | 22:00 | comments(0) | trackbacks(0) |